五日市小日記

4月9日(火)

通常登校の始まりは、あいにくの雨降りとなりました。初めての登校で、ただでさえ不安がいっぱいの1年生。傘に、雨具に、長靴と難敵がたくさんあり、混乱するかなと思いましたが、傘がうまくたためなかったり、自分の番号が分からずに戸惑うことはありましたが、全体的にはスムーズに登校することができました。

登校時には6年生が「お世話」ということで、昇降口からの誘導や教室での朝の準備を手伝ってくれています。自分でできるようになるまで、この6年生の援助が不可欠です。この交流を通して、6年生と1年生の絆が深くなります。

昇降口には5年生が立って、あいさつ運動をしています。登校してくる児童に元気に声をかけています。明日は天気が良ければ、校門のところで行います。

教員も、支援員も総出で対応し、6年生の助けもあって、各学級落ち着いた状態で朝の会を始めることができました。少し声をかければできる1年生が素晴しいです。

今日から1年生は方面別に教員が引率しての下校となります。いつもなら、昇降口前に方面別(リボンの色別)に整列・点呼して下校となりますが、本降りの雨だったので、特別の対応をしました。

学童クラブに行く児童は、一旦外に出ることはせず、校舎内から直接学童に入りました。また、雨の中での点呼は大変なので、教室前の廊下で点呼をして、1グループずつ昇降口におりていくことにしました。大きな混乱もなく下校できたので良かったです。

明日は天気が良いようなので、正式なルートで下校します。1年生だけでなく、どの学年も落ち着いたスタートを切ることができて良かったです。明日は満開の桜の下で写真が撮れるでしょうか?

4月8日(月)始業式・入学式

新年度が始まりました。まずは、2年生から6年生が登校し、始業式を行いました。

登校してきた児童たちは、新しい学年名簿をもらい、自分のクラスを確認します。誰と一緒になったかなと、名簿を食い入るように見ています。

とりあえず新しいクラスに並び、始業式の開始を待ちました。時間より早く並ぶことができていたのは素晴しいです。

この4月からの転入生が4人いたので、あいさつをしてもらいました。全校児童の前で話をするのは大変だったと思いますが、しっかり話をしてくれました。

続いて、新しく五日市小に来られた先生方を紹介し、一人ずつあいさつしました。話のあと、自然に拍手が湧く温かい雰囲気に、新しく来られた先生方も感心していました。

その後、始業式となり、校長の話のあと、各学級の担任を発表しました。児童代表の言葉は6年生の二人です。緊張しながらも6年生として立派に発表してくれました。

心配された雨も降らなかったので、始業式のあと、クラス毎に集まって、担任の先生と顔合わせをして、連絡事項を伝えて下校となりました。2年生と6年生は入学式のお手伝いがあるので残りました。

2年生は入学式で、歓迎の出し物をするので、体育館でリハーサルをしました。昨年から準備をしてきたので、よく声も出ています。

6年生は1年生の受付と誘導を手伝ってくれました。優しく1年生に声をかけている姿が、すっかりお姉さん、お兄さんでした。明日から、1年生のお世話も始まりますが、優しく対応してくれそうです。

 

入学式では79名の新入生が入学してきました。校長として話をしましたが、ものすごくしっかり話を聞いてくれたので、感心するとともに、これからの1年生との生活がとても楽しみになりました。

今日入学した1年生が、6年間の学びの中でどのように成長していくか楽しみです。みんなが楽しく学べるように、全教職員が一丸となって、すべての児童にかかわっていきます。どうぞよろしくお願いします。

4月5日(金)

今年度は、8日(月)の始業式・入学式から始まります。

今日は前日準備ということで、6年生がお手伝いに来てくれました。

雨にもかかわらず、体育館に集合してくれた6年生は、これからやる作業の確認をしました。前半は、教室移動のお手伝い、後半は1年生の教室の装飾と体育館の準備を行いました。

今年は、1年生が3クラスになったこともあり、大幅に教室配置を変えたので、各クラスの人数に合わせて机や椅子を運ぶのが大変でした。にもかかわらず、笑顔で働く6年生が頼もしいです。

机や椅子を運びながら、教室の清掃もしてくれました。廊下や下駄箱もきれいにしてくれました。その丁寧な働きぶりに感心します。

後半の作業で、女子は主に1年生の教室の飾り付けをしてくれました。何もなかった教室がとても華やかになりました。きっと1年生も喜んでくれるでしょう。

男子は体育館の床の雑巾がけをしたり、1年生用の椅子を運んで並べたりしてくれました。体育館の隅々まで拭いてくれたり、一つ一つの椅子を拭いて確認したりと、とても丁寧に作業してくれました。校長が椅子を持って運んでいると、すぐに駆けつけてくれ、半分持ってくれたりする姿に、昨年の6年生と同じだなあと感動しました。

6年生の働きは本当に素晴しかったです。感謝しかありません。少し話す時間をもらったので、今年の6年生にも大きな期待をしていることと、その活躍を楽しみにしていることを伝えました。開校151年目も楽しいことがたくさんありそうで、今からわくわくしています。

この6年生が五日市小のリーダーとなって活躍してくれる事は間違いありません。本当に気持ちの良い6年生です。

3月25日(月)修了式

今日は一年間で最後の登校日、修了式の日です。

8時35分までに体育館に集合となっていましたが、早めに整列できたので、予定より早く始めることができました。

校長の話では、先週の卒業式に臨んだ5年生と6年生が素晴しかったことを報告しました。また、一人一人この一年間を振り返ると、必ず成長したことがあるからしっかり確認しましょうという話をしました。そしてもう一つ。しっかり「おはようございます。」のあいさつができる皆さんなので、さらに「ありがとう。」を意識して声に出すとより良い関係がつくれます、という話をしました。

その後、各学級代表一名に修了証を渡しました。ちょっぴり緊張しながらも、みんなきちんと受け取ってくれました。

今回の児童代表の言葉は1年生です。二人とも一年間を振り返ってがんばったことやできるようになったことを、大きな声でしっかり伝えることができました。

締めの校歌はいつものように元気いっぱい歌ってくれました。

修了式のあと、「令和5年度多摩の子・多摩子ども詩集」の入選・佳作の表彰を行いました。みんなの素晴しい感性が文集・詩集に集められています。図書室にも置いてあるので、ぜひ見てください。

生活指導担当から春休みの過ごし方について話をしました。4つの車(救急車、消防車、パトカー、不審車両)のお世話にならない、不審車両には乗らないように気をつけましょう、と呼び掛けました。

最後に、今年度で本校を去る教職員からお別れのあいさつをしました。それぞれ五日市小に思い入れがありますが、一人一人の話をよく聞いていました。今まで五日市小を支えてくれた先生方が去るのは寂しいですが、4月からは新しい教職員を加え、また、素晴しい五日市小をつくっていきます。

会が終わるとすぐに、5年生が入学式用に椅子を並べてくれました。さっと動いてくれるので、すぐに会場設営ができました。一方、1年生はそのまま体育館に残って、入学式の練習をしました。春休み明け、すぐに出番となります。入学式での活躍を楽しみにしています。

令和5年度が終わりました。開校150周年の年に、様々なことに取り組み、子供たちも大きく成長することができたと思っています。保護者・地域の皆様からたくさんのご支援をいただいたおかげです。ありがとうございました。また、来年度も記念式典を中心とした取組が予定されています。これからの五日市小学校もどうぞよろしくお願いします。

 

今年度、ホームページの変更があり、ブログも変わりましたが、今日まで見ていただきありがとうございました。本年度の五日市小日記は今日で終わりとなります。また、新学期の始まりとともに再開いたします。令和6年度もよろしくお願いします。

3月22日(金)卒業式

今日は卒業式。77名の卒業生が五日市小学校を巣立っていきました。

卒業生が登校してきた昇降口には、お祝いのメッセージが飾られています。登校後は、体育館に場所を移して掲示しました。

登校後、教室で簡単な連絡をしたあと、音楽室で声出しをしました。

開式直前、卒業生は体育館への渡り廊下に並んで、入場の合図を待っています。

卒業式が始まりました。少し緊張はしているもののみんな良い顔をしています。校長と介添えの教員以外は見えなかったと思いますが、一人一人証書を渡しているときの表情がとても良かったです。特に笑顔の子が多く、最高に幸せな時間をプレゼントしてもらいました。

門出の言葉では、一人一人のメッセージがよく伝わってきました。歌もさすが「本番に強い学年」の通り、どの練習よりも良かったです。

5年生も本当によくがんばってくれました。久しぶりに5年生が参加しましたが、やはり、卒業生にとっても、5年生にとっても良かったと思います。5年生の言葉や歌にのせた思いが卒業生にも確実に伝わりました。

感動の式が終わり、卒業生が退場していきました。5年生が歓送の「栄光の架橋」を演奏してくれました。演奏が終わって会場が5年生への拍手に包まれると、ほっとした表情の子がたくさんいたのが印象的でした。それだけ、プレッシャーもあり、集中して演奏していたのが分かります。

教室に戻った卒業生は、最後の学級活動をしていました。涙あり、笑顔ありと、卒業式らしい光景でした。

その時、5年生は体育館の片付けや楽器の運搬をがんばってくれました。重いけれど、みんなで協力して笑顔で働く5年生が素晴しいです。

校庭での歓送では、5年生と保護者の皆様、教職員で花道を作りました。

花道を歩く卒業生の顔は、今日の青空と同じようにとても晴れやかでした。少し寒かったですが、天気が良くて良かったです。

 

開校150周年の年に、また一つの学年が卒業していきました。6年生としてたくさんの宝物を残してくれました。その姿を近くで見続けた5年生が、4月から6年生として、五日市小学校の伝統を守りながら、新しいことに挑戦してくれると思います。益々楽しみな五日市小です。

卒業生の保護者の皆様、本日まで本校の教育にご理解とご協力をいただきありがとうございました。至らない点もありましたが、様々な形で支援していただき、この日を迎えることができました。これからも、ぜひ、五日市小を見守っていただければ幸いです。よろしくお願いします。