みんなで作る「我が子への願いボード」を行いました
学校公開において、保護者の皆様に二つの問いに答えていただく「願いボード」を実施しました。お寄せいただいた付箋と、formsは、あわせて174枚になりました。
問い1「10年後、どんな人にそだっていてほしいですか」(100枚)
最も多かったのは、「思いやりのある人」「困っている人に自ら手をさしのべられる人」「人の気持ちがわかる人」といった、人とのかかわりに関する願いで、全体の約3分の1を占めました。続いて多かったのが「夢中になれるものを見つけてほしい」「好きなことを続けていてほしい」という願い、そして「自分で考え、自分から行動できる人」という願いです。「元気ならそれでいい」「笑顔がいっぱい」という声も多く寄せられました。
印象的だったのは、学力や進学に触れた付箋が、ほとんど見られなかったことです。100人の保護者の方が10年後に思い描いていたのは、人とのかかわり方と、その子らしさでした。
問い2「お子さんが『自分でやってみた!』と感じた場面はありますか」(74枚)
「朝の支度」「ひとりで起床する事」「うわばきを洗う」といった身の回りのこと、「目玉焼きを作った」「洗濯物を畳んだ」というお手伝い、「弟の面倒を見てくれるようになった」「お魚のお世話を欠かさずに行っている」という世話の場面が並びました。「今まで挑戦できなかった事にも挑戦した」「苦手なことにチャレンジしたとき」という一歩も寄せられました。
二つのボードを並べてみると、問い1で願われていたことの芽が、問い2にすでに現れていることが分かります。思いやりを願う声の隣に、きょうだいやペットの世話をした場面がある。自分で考え行動する力を願う声の隣に、「えらべた」「一日のスケジュールを自分で考え、取り組めた」がある。
願いは、遠い10年後にあるのではなく、今日の暮らしの中で少しずつ形になっているのだと、保護者の皆様に教えていただいた時間でした。
ご協力いただき、ありがとうございました。
研究主任 香川雄亮